建築、学生 非日常の日常

PowerShot S120で撮る

11月第4週

上野の美術館設計リサーチに散策へ。度々訪れてきた上野であったが驚くほど発見が多い。そしてまだ行ったことがない場所空間がある。可能性を求めてそうした所を歩いた。

そのひとつ、東京国立博物館裏手の鶯谷駅周辺は今まで見落としていた場所。上野という劇場的なまち、その舞台裏を見る面白さに溢れていた。

 

・近頃の反省。

現環境にかつての緊張感が無くなってしまった。秋に入りなんだかうまくいかない。そう感じながらも、なまあたたかい環境でダラダラと、疲労と贅肉を蓄積するような日々が続いていた。 

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映画『ゴッホ~最期の手紙~』 上野TOHOシネマズ 

数々の挫折の後の周回遅れのスタート、その後の短くも濃い創作期間。ときおり私はゴッホに自己を投影する。その生き様を尊敬している。

私は孤独を愛する。私は飢えを愛する。私は人並み外れた執着を愛する。

可愛げがない、同調性がない、そうしたことに悩むのもいい、だが孤独、気狂いのようなひたむきさ、そうしたものの結晶のようなゴッホの顔は美しいと感じる。

映画の中でゴッホは意外と愛されている。彼自身なんだかやさしいひとに見える。一方で、人々が彼に対して越えられない壁を感じていることもわかる。カラスに癒やされる彼の姿はとても切ない。

彼への片思いが色々なことを感じさせる、、、。

 

第三クオーターが終わった。上手くいかなかったことに区切りをつけて、ひとまず重い腰を上げた。今、ありがたいことに尊敬できる人々と接することが増えてきた。不甲斐なさといびつさを抱えた私は、生き恥を晒さずにはおれない。新しい風の中。でも、なかなかうまくいかないなと悩みながら、前へ進むしかない。ひたむきに、時に孤独を愛して、、。