数字だけの災禍
実際の苦しむ人々は見えず、見えない病理に、数字としての影響が語りかける。
語り得ぬ迫力を語る
先日のオンラインゼミでの、語り得ぬ建築の魅力についての雑談より。
作品の迫力に、逃れ得ぬ強迫が込められた力というものが存在すると思っている。
思慮、修練、苦悩、または個人の人生経験。強烈な、読み取り得ぬ深い魅力とはそうした作家の霊魂のようなモノが作品に乗り移ったもののように思えるのだ。
重複するそうした経験がベッタリと作品に込められた時、それは語り得ぬ魅力を披露する。
そうしたものは、こうしてやろうと言うような作家の意図を超え、自らのどうしようもない迷いをも抱え込んで、作家の生き方すべてがそこに凝縮したような一つの人格を持つと思える。
一人の人物について語ることが、いかに不可能か、それは誰もが分かることだろう。理性だけで語れないところに、人の魅力があり、多くの矛盾が、稚拙さの果に苦悩してエントロピーを減少させる、そうした恐ろしいゲシュタルトが素晴らしい作品なのではないか。
感動する。心が震える。どうしようもない感情の高まりが、いかに起こっているのか。
いかに、素晴らしいものを語っていこうか。
そして、共通の感動を取り戻すことが時代の大きな課題だ。現代の神話を取り戻すことが文化の再興に必要なのではないかと感じている。
シンクロのシティ
Tokyo FM シンクロのシティ テーマソング(歌詞付き) ※2016年11月現在
2010年10月私は人生の穴埋めをするように、キネ旬オールタイム・ベストを指針として映画を貪りめた。
10/17
『CURE』 黒沢清
10/18
・・・・・
時を同じくしてシンクロの放送開始。
9年前のことである。
そして、2011年の一つの転機を堺にゆっくりと、私は足を踏み出した。
そこにはいつも、ランニングと、シンクロのシティがそばにいた。
今ここにいる自分と、かつての自分。
そして、これからの自分。
なにか一つの大団円と、その先の物語。
7/5
建築の葬式 辻琢磨(403architecture dajiba)「流転の建築」
分離派(日本)と構造派の論争
P.104の引用
7/3 ゼミ
研究室机のデザイン
どれだけ手数を少なくできるか→知的な解き方→形のデザインだけでないもの
居場所としての空間
開放系を目指す建築史→よき閉じられ方をしている建築を探す
建築における床
Floor and Ceiling 床と天井 | KOCHI ARCHITECT'S STUDIO
色気のある都市
ソーシャル・キャピタルを指標として
・Sensuous City[官能都市]―身体で経験する都市;センシュアス・シティ・ランキング