2017/04/10
遅ればせながら新年度スタート。今までのように流されるのではなく自覚的に行動しなければならない。
食わず嫌い的な苦手意識を持っていた建築家だったけれども、素直に面白かった。
シークエンスを意識して、巧みに変わる空間演出はエンターテインメントだ。空気をまとわせ、霞むような輪郭、、。物質性と、機能性を、剥離・分解したフォルムはメタファーとした森の魅力を確かに持つと感じさせる。
一点、一点のパースが、写真が、抜群に美しくて見ているだけで多幸感に包まれる。
実際にそうした空間に行って体験したいと思わせる。
いまだ知らない快い感覚を与えるという意味で、すぐれたアート作品。
隣接する夜桜の鮮やかな庭園を眺めながら、また一つスクラップブックのページが増した喜びを味わう。