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SANAAの講演目当てで行ったが、残念なことに開館20分後でもうすでに定員に達していた。
セット券を買って鑑賞。
まずは『おとなもこどもも考える ここはだれの場所?』
会田誠の展示が話題にのぼっていたが、そんなに騒ぐ要素がどこにあるのか不明。むしろ自作自演のように思えてしまう。
会田誠の凄さは、技巧の無駄遣いにあり、ただ面白いなとみていればいいので本気になるものではない。木版のかるたは良い。
次に『MOTコレクション 戦後美術クローズアップ』
横尾忠則のY字路は好きな作品だ。日常風景の絵画作品が好きで、日常ありふれたものでありながら非日常さに満ちたこの主題が好きでたまらない。
中原實という画家がいたことは今回初めて知った。
ランチは館内のカフェレストランで。
ベトナム風混ぜご飯。少し甘い味ですごく美味い。居心地も良い。
さて目当ての『オスカー・ニーマイヤー展』
SANAAが影響されたとあり、彼の作品を軽くしてゆくとそうなるのかな。
大聖堂の王冠状の構造体や、十字型の列柱など巨大モックアップで見れる。角度、曲線のバランスが美しい。
首都一つをゼロから作り上げたスケールがすごく。最後の公園の巨大模型で少しだけ体験できるが、現地で見たら圧倒されるだろうなと思った。
公演を聞けなかったので少し早く帰ることになり、台湾映画を借りてみた。
かつてあった日台の密接な関係に思いを馳せて...。
台北は東京とホント変わらないな。
映画の雰囲気が良く面白かったが、何にもましてアンバー・クォ(郭采潔)という女優が可愛くてたまらない。その可愛さが台湾っぽいなと思った。